2020年9月19日~20日に、鷗友学園ではオンライン文化祭(かもめ祭)が開催されました。
約80個の団体が活動内容をオンライン動画等で配信(一部ステージ発表の団体はリアルタイム配信+遅れてその録画を配信)する一方で、受験生とその保護者向けに、在校生だけによるzoom形式でのライブ相談会も開催されています。
リアル文化祭ではないため、例えば受験生が特定の部活の在校生と直接話す(結構多くの受験生の志望動機に繋がるかと思います)ことができない点などは止むを得ないですが、例えば上記のライブ相談会のように、昨年度まではおそらく無かった企画を立ち上げる等、オンラインならではのやり方で頑張っていて感心しました。以下、いくつか雑感を書きます。
雑感
①普段なら見ない部活/企画に目を通すことができた
リアル文化祭では入場時にパンフレットを貰ったあと、いくつか興味のある特定の部活/企画のみ回ることが多いかと思いますが、オンライン文化祭だと、配信のある全ての部活/企画に目を通すことができます。
僕の場合、普段はステージ発表系の部活/企画、文系の文科系サークルは一切見ないのですが、「歴史文化研究同好会」の多数の配信動画はどれも面白かったです。1点、部員による質疑応答の動画について、PCや動画再生ソフトの音量を最大にしても聞き取れず、ちょっと勿体無く思いました。
おそらく鷗友生自身にとっても、今回のオンライン文化祭を通して、自分が所属しない部活等の活動内容を垣間見ることができたのではないかと思います。
②生徒にリアルタイムで質問できた
既に上記で述べた、生徒のみによるライブ相談会で、リアルタイムで生徒に質問できる形式でした。但し、僕自身はROMってましたが。
まず、中学生2名が受験勉強について、高校生2名が鷗友の魅力についてプレゼン(ここは説明割愛)していました。そのあと、40分程ノンストップ(大変だったと思います)で、zoomで保護者・受験生からチャット形式で投稿された230個以上の質問のなかから抜粋した質問について、司会の高校生がプレゼンター4名の中から回答者を指名し、指名されたプレゼンターが回答していました。
実は、過去のオンライン学校説明会でも、一通り学校側からの説明のあと、zoomで保護者・受験生から投稿された多数の質問に対し、教頭が司会・振り分け、校長や入試担当が回答しており、このときと形式は全く同じなのですが、司会とプレゼンターの対応が素晴らしかったです。
今後の文化祭の動向は?
当方は2020年5月末時点では以下のような記事を書いていました。
2020年9月時点では、学校説明会は徐々にリアル開催が増えてきた一方、文化祭は中止決定済の学校も多く、開催された場合もリアル開催の兆しは見えていません。なお、学校説明会や合同説明会のリアル開催動向については以下の記事を参照ください。
現状、既に学校説明会ですら今年度はリアル開催は無し、と公表済の学校も多い状況であり、少なくとも文化祭に(大幅に入場制限しても)受験生がリアルに入場できる可能性は非常に低いと考えざるを得ません。
また、文化祭をオンラインで開催することとなった学校も、当初予定の文化祭開催日から2か月ほど遅れての開催となっている学校が多いです。そんな中、鷗友は当初予定から日程は変更せずに開催した点でも良かったと思います。
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