入試説明会は5年生でも(参加可なら)参加しておきたい

中学受験

11~12月は学校説明会とは別に入試説明会を開催してくれる学校も結構あります。

5年生以下だとまだ入試問題を解くことは無いので、まだ参加は早いようにも思えますが、親だけでも参加できる場合は参加しておくと役に立つかもしれません。

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入試説明会のコロナ前との違い

コロナ前は、入試説明会は6年生限定で学校でリアル開催されることが殆どでした(多分)。

もちろん今も、入試説明会は6年生限定の学校も多くあります(特にリアル型)が、それでもコロナ前よりは5年生以下でも参加可能な入試説明会が増えたと思います。

理由は、学校説明会と同様に、入試説明会も動画配信する学校が結構あるためです。

コロナの影響で、学校でリアル開催するにしても会場では間隔をとって、つまり従来より少人数で開催する必要があるし、もちろん現在も密を回避するためリアル型への参加をためらう人もいると思います。

また、学校説明会と比べると、入試説明会はzoomなどを用いたリアルタイム型である必要性は比較的少ないためか、オンラインなら動画配信が主流のようです。

動画配信なら定員の設定も無いので、学校側は5年生以下に門戸を広げても特に問題ありません。

逆に5年生以下の保護者としても、従来のリアル型の入試説明会だと、何となく6年生に遠慮してしまうかもですが、動画配信なら何の遠慮もなく参加できます。

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学校説明会と入試説明会の違い

秋に開催される学校説明会だと、説明会の最後の方で入試に関する説明もしてくれる学校も結構ありますが、概ね最後の1-2割程度の時間での短時間での説明になります。

入試説明会ではもちろん、入試に関する説明のみの長時間の説明になります。(なお、洗足のように、実際に入試模擬問題を解く体験会が開催されることもあります。)

特に、各教科の当年度作問担当者による、出題傾向や合格に向けたアドバイス等の有益な情報が入手できることがあり、これが(6年生は特に)入試説明会には可能な限り保護者だけでも参加した方が良いと考える理由です。

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入試説明会を開催する学校と参加条件

御三家あたりは入試説明会は開催されません。

入試説明会で非常に多くの情報(ヒント)を提供してくれるらしい栄東は、今年度も6年生限定リアル開催のみでした。

一方、広尾学園小石川はオンラインですが学年に関係なく参加可能です。

以下は、「昨年度の」広尾学園小石川の入試説明会に関する記事です(4年生でも参加可能でした)。

昨年度は動画配信なのに時間指定でリアルタイム配信でしたが、今年度はオンデマンドで指定期間内なら視聴できるようになりました。

入試説明会で得られるもの

もちろん学校によって差はありますが、各教科の当年度作問担当者による、出題傾向や合格に向けたアドバイス等の有益な情報が入手できることがあります。

○各教科で頻出の出題分野

例えば、算数なら「立体図形の切断」「規則性」が頻出、のような情報。

声の教育社の過去問冊子にも各教科1ページは出題分野の表や説明がありますし、日能研なら後期日特向け説明会でも一定説明はありますが、もちろん学校の作問担当者による説明の方が信憑性が高いです。

○合格するための点数の稼ぎ方(ミスの防ぎ方)

例えば、国語なら、漢字の書き取りはトメ・ハネ・ハライを正確に書かないとダメ、とかです。

なお、正答率が高い問題を確実にとるとか、記述は空白にはしないで少なくとも何か書く(部分点をとる)といった、どの学校でも言える内容も含まれます。

他にも、特徴的な出題や解答方法、今年度からの変更点などの説明がある場合もあります。

5年生の保護者が入試説明会に参加するメリット

志望校がおおよそ決まっている場合の話ですが、頻出分野を知っていれば、子供に「今週の学習範囲、○○中でよく出るみたい」ぐらいのことは言えます。

その他も同様で、6年夏休みまで(過去問に着手する前)に、入試説明会で説明があったことに重点を置いて学習に取り組むことができます。

※決して、ヤマを張って特定分野を捨てる、とかいう使い方ではないです。

1点だけ注意点として、入試説明会では直近の実際の入試問題をもとに具体的な解説がされるので、子供が過去問に着手する前は、入試説明会の資料のうち問題が掲載されている箇所は子供に見せない方が良いと思います。

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