【中学受験】来年2月からの塾通い前に欲張らない

12/6(日)は、SAPIXや日能研などで、小学3年生を中心に、来年2月初からの通塾に向けた入室テストが実施されたようです。テストの結果、入室が許可されたとして、来年2月初に向けて何をしておけばいいか、保護者としては焦りもあるのではないかと思いますが、以下、あまり欲張りすぎないように、という記事です。

以下は、SAPIX入室テストへのリンク。余談ですが、興味本位で新小1向け入室テストの実施要領を見ると、以下のような注意書きがありました・・・

  • テスト内容の読み上げは行いませんので、「ひらがなの読み書き」ができることが必要になります。
  • 「1から10までの数が読み書きできること」も必要です。
SAPIX小学部|有名中学を中心に高い合格実績を誇る進学教室
有名中学を中心に高い合格実績を誇る進学教室

以下は、日能研の入室テストへのリンク。

日能研への通室をお考えの方へ | 日能研
日能研への通室をお考えの方に、入会までの流れをご案内します。中学受験なら日能研。日能研は小学生のための中学受験塾として全国に展開。日能研の学び、教室情報のほか中学入試情報など豊富な情報を掲載しています。

正直、僕はSAPIX入室テストについては全然知らないのですが、以下で書く日能研の入室テストはSAPIXの入室テストとはかなり意味が違うようなので、まずはその補足を兼ねて説明します。

スポンサーリンク

日能研の入室テストについて

おそらく関東圏は、以下のテストが2021年2月度に向けた入室テストを兼ねたテストです。ちなみにどれも無料です(SAPIXの入室テストは有料)。

  • 2020/10/25(日)全国テスト
  • 2020/12/6(日)学ぶチカラテスト
  • 2021/1/10(日)全国テスト

本日が「2020/12/6(日)学ぶチカラテスト」だったのですが、入室テストを兼ねたテストでありながら、既に2021年2月度の入室は満席でキャンセル待ち、という教室/学年/クラスも一部あったようです。推測ですが、おそらくコロナの影響で早期化が進んだかと思われます。

実際には、他の塾の入室テストも受験し、その結果次第でキャンセルする人とか、純粋にどの塾に行くか迷っている人とかがいるので、キャンセル待ちでも、例年通りならキャンセルが出るので大丈夫、とか説明があったかもしれません。実際、我が家の長男はそんな感じでした(確か1月になってから入室確定したはず)。

入室テストとは言いますが、SAPIXの場合はハードル(入室に必要な点数)がかなり高いらしいですが、日能研はこのハードルは正直高くないです。実際には日能研でも合格最低基準点は一応あるのですが、ほぼ先着順で入室を予約できると言ってよいかと思います(2020年の場合、10/25に自宅でもいいので受験していれば入室に関してはかなり有利でした)。

スポンサーリンク

入室の時点で上位クラスに入らせたい?

入室テストに通ったら、まずは入室手続きは期限内に忘れずに済ませましょう。なお、日能研に限らないかもしれませんが、自動振込み手続きのため、暗証番号や預金残高を業者に連携するのって、抵抗ありますね・・・

さて、入室テストは通ったものの、できれば子供を上位クラスに入らせたい、と考える保護者もいるかと思います。特に日能研はクラス変動が(SAPIXと比べて)少ないし、上位クラス以外だと、隔週のカリキュラムテストで応用問題を解けない(基本問題を解く)、一部のオプション講座やテストは受験しづらい、といった差があったりします。

ただ、個人的な意見ですが、入室時点ではクラスは気にしなくて良いです。逆にこの時点で無理して上位クラスに入って、その後クラス落ちするぐらいなら、最初から下位クラスで地道に地力をつけて、基礎問題はほぼ満点が取れるようになってから、満を持して上位クラスに上がれば良いのではないでしょうか。ちなみに長男は一番下のクラスからスタートでした。ついでに、35年前の話ですが僕自身も一番下のクラスからのスタートでした。

スポンサーリンク

冬期講習は受講するべき?

2021年2月までの間に、冬期講習がありますが、まだ通塾生になっていない場合は受講必須ではありません(多分)。おそらく、1月末までのカリキュラムのうち一部しかカバーしていないから、かと。但し、通塾生は、冬期講習を含め長期休暇中の講習はほぼ受講必須かと思います。

2月以降のことを考えて、慣れておく意味で冬期講習を受講することは意味がない訳ではないですが、改めて2月以降に網羅的に学習するはずなので、子供がなんらかの理由で自分から冬期講習に参加したいと言ってきた場合を除くと、受講しなくてもよいと思います。

長期休暇中の講習は演習が中心で、既に通塾している子供はそれで良いかと思いますが、2月から通塾する子供の場合、冬期講習の演習問題のベースになる知識は基本的にまだ習っていないはずです。もちろん、そのような子供には、塾に要請すれば別途補完的な教材(プリント)を渡してくれたりしますが、それでも結構しんどいはず。最悪、この時点で子供が中学受験に嫌気が差す可能性すらあります。

では、2月まで何をさせておくべき?

極論、何もさせなくてもいいです。2月からは塾の勉強が始まるものの、それまでは習い事なりスポーツなりゲームなりさせてていいと思います。中途半端に勉強を始めてもあまり効果はありません。メリハリをつけた方がいいです。

そうは言っても・・・ということであれば。

少しずつ子供に受験/勉強に興味を持たせる意味では、小学生新聞というものがあります。

小学生新聞は朝日・毎日・読売の3種類しか無いようです。我が家では、長男の時は中学受験に役立つこと念頭に朝日をとりましたが、半年ぐらいで辞めました。朝日は日刊なのですが、なかなか日々は読めないものです・・・

中学受験との関連性は他より劣るかもしれませんが、最初は、分量が少なく(週刊)、読みやすい読売から始めてみて、それでは物足りなくなった場合は朝日に変える、ぐらいに考えておけばよいかと思います。

以下、参考記事です。

日能研の全国テストや学ぶチカラテストを受けると、テスト結果は「Nポータル」というサイトに掲載されます。この「Nポータル」については、よろしければ下記記事を参照ください。

また、本記事、やや楽観的に思えるかもしれません。僕が日能研に毒されているだけかもしれませんが、そんなことはないと思う、というのが下記の記事です。

最後に、そもそも中学受験に踏み込むことについて不安等があれば、以下の記事が参考になるかもしれません。

それにしても、新小1から中学受験対策でSAPIXに通うのはいくら何でも早すぎる、と思われた方、クリックお願いします。↓

にほんブログ村 受験ブログ 中学受験(本人・親)へ
にほんブログ村 PVアクセスランキング にほんブログ村

コメント

タイトルとURLをコピーしました