栄東の入試問題を、系列小学校の先生が解説

その他

二月の勝者第8話で、第一志望校の過去問を何度やっても10点足りず弱気になっている保護者に対して、佐倉先生が秘策?を話してましたね・・・

その秘策の1つとして、学校が開催する入試説明会で出題傾向を把握する、といったものがありました。

この、学校主催の入試説明会で「ここまで言っていいの?」ぐらいに出題傾向やヒントを教えてくれる学校の代表格が、今年も総出願者1万人に達する勢いの栄東、らしいです。

ただ、既に栄東の入試説明会(11/23、11/28)も資料郵送受付(~12/4)も終了しています。

一方で、今年は森上教育研究所主催の無料シンポジウムで、栄東A日程の算数の解説が12/4から期間限定で配信中です(申し込みは必要)。

以下、少し前に書いた記事ですが、12/12(日)まで公開中とのこと。

で、実際に聴講してみました。

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説明者(さとえ小学校の先生)について

今回、主催は森上教育研究所なのですが、算数の問題を開設したり、栄東の入試担当の先生に出題傾向を探っているのは森上研の先生ではなく、同じ「佐藤栄学園」の系列である「さとえ学園小学校」の先生です。

詳細は分かっていないのですが、系列ではあっても、さとえ学園小から栄東中はエスカレータではないようで、少なくとも外部進学希望者が栄東中も受験する場合は、一般の中学受験生とほぼ同様の受験になるみたいです。

今回の先生は、さとえ学園小学校で栄東を含め、中学受験指導を20年以上しているそうです。

なお、この無料シンポジウム、栄東中学ホームページには一切記載が無いですが、さとえ小ホームページにはトップページからバナーが貼られてました。

さとえ学園小学校-総合トップページ
埼玉県さいたま市にある私立小学校,さとえ学園小学校

さとえ小の栄東受験生向けであれば、外部公開(しかも主催は森上教育研究所)する意味が分からないですが・・・

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無料シンポジウムの内容

詳細は書きませんが、各問題の受験者正答率・合格者正答率・不合格者正答率データをもとに、受験者正答率が70%を超える問題(小問集合など)は落とさずに、合格者正答率・不合格者正答率の差が大きい問題(特に大問の(1)・(2))を押さえておきましょう、というものでした。

どうやら、昨年度のA日程(1/10、1/12)については、 大問の(3) の正答率は総じて低かったようです。

上記を、具体的な問題を題材に、さとえ小の先生が解説していました。

あとは、さとえ小の先生が栄東の算数作問担当の先生に、大問の出題傾向などいくつか今年の問題について探っていました。

出題傾向(大問の出題領域)について、当方は他の中学の入試説明会では聞いたことが無いレベルで断定していましたが、栄東に限っては、これぐらいは入試説明会でも言っている内容かもです。

ちなみに、毎年、問題文のどこかに「栄くん」と「東さん」が登場するところは、かなり拘りがあるそうですが、これは他の中学でもしばしば見かけます。

もし未入手であれば、各問題の受験者正答率・合格者正答率・不合格者正答率データ(PDF)だけでも入手しておくと役に立つと思います。

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その他

二月の勝者の話に戻りますが、念のため、過去問を何度やっても10点足りないぐらいは普通のことです。

そもそも、9月や10月なんて時期だと、どこかの大手塾の受験生は(後期日特を除いて)過去問に着手すらしていないですし。

更に過去の過去問に手を付けるのもありですが、間違えたところを解き直す、ぐらいでよいかと。

あとは、ヤマを張って「頻出問題以外の領域を捨てる」のは勝負師(by クロッキー)であり、ヤマを張って「頻出問題の領域を過去問や類題で強化する」(但し、頻出問題以外の領域でも、例えば社会理科ならメモチェの知識ぐらいは押さえておく)ぐらいだと思います。

それにしても、第8回、島津家父は論外として、それ以外にも、いろいろと現実的にはあり得ない気がしました。

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