【中学受験】6年生9月以降の日能研との関わり

中学受験

日能研では、6年生9月以降、入試問題レベルの問題演習中心になります(他の塾はもっと早そうですが)。また、難関校であれば同一志望校、それ以外であればほぼ同等のレベル(偏差値)の複数の校舎の受験生が集まって過去問等の演習を行う「後期日特」も始まります。もちろん家での過去問演習も、塾の先生の指示に従って開始します。

ここでは、親の立場で、6年生9月以降の日能研との関わりを書いていきます。なお、日能研に限らない、一般的な6年生9月以降の親の役割については、それはそれでたくさんありますので、以下をご参考ください。

以下、2019年度の記事をもとに2022年度分を一部追加・修正してみました。

そのため、過去と未来が混ぜこぜで、一部変な文章になっています。

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併願作戦保護者会と個別面談

2019年当時は7月頃、(いつもの教室の先生ではなく)日能研本部の先生が併願校の選択・決定に向けた各種比較材料を提供して説明する保護者会がありました。ここで得た情報などをもとに、各家庭ではこのあと、併願に関する個別面談に向けて併願先を検討することになります。

2022年追記:以前は学校に関する情報提供の方が多かったと記憶していますが、今年は情報提供よりも併願立案手順や具体的な併願プランとその結果に対する考察がメインのようです。

その後9月に、(これも、敢えていつもの教室の先生ではなく)別の教室の先生との個別面談がありました。本人の特徴や、本人や保護者の学校選択にあたっての希望条件などの保護者による申告と、本人の公開模試の偏差値推移データをもとに、敢えて別の教室の先生が第3者の眼で、選択した受験校(併願校を含む)について確認・検討することになります。

2019年当時は、我が家は特段、見直しとかの話は出ませんでした。というのも、当時は本人が5年生までに各学校の文化祭に参加していて、面談時には併願校もほぼ全て決まっていたためです。

今回(2022年)の場合、コロナの影響で殆ど文化祭に参加できておらず、併願校はこのあと文化祭等に参加してから決めることになります。

出来れば9月には併願校もある程度は志望順位含めて決めていないと、この先は子供はもちろん保護者も忙しくなり、学校説明会等で情報収集することは難しい、とは分かっているものの・・・志望校が変わると並行して準備する過去問も変わってしまいます。

なお、この後は、いつもの塾の先生と別途、個別面談の場などで相談して併願校を確定させます。

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公開模試の送り迎え、外部会場での保護者会

9月以降、公開模試は外部会場で受験となります。但し、難関校の後期日特を受講する人は、別途指定された外部会場(ほぼ大学でした)で受験します。基本的には毎回初めて行く会場になるため、開始前と終了後に子供の送り迎えが必要になります。

2022年追記:公開模試以外の日曜も、普段通っている校舎以外でテスト+日特、の人も多いと思います。

以下、公開模試の裏で行われる保護者向けイベントについて。

①難関校日特の場合(大学会場):日能研から事前にアナウンスがあった記憶は無いですが、9月以降の公開模試では、子供を送った後、その外部会場の別の大きな部屋で保護者会があります。日能研曰く、これも本番疑似体験だそうです(受験生本人が持ち込むべきものを親がもったままになっていないか、など)。ただ、さすがに公開模試+後期日特の時間(8時間程度)を控室で待っている必要など一切ないです(保護者会はせいぜい2時間程度)。

なお、この保護者会でも併願に関する話しが出てきましたが、前回までの公開模試で受験者が登録した志望校登録状況を基にした人気動向分析はともかく、やたらと1月受験を勧めてくる(複数回受験を強く推奨する者もいた)あたりは聞き流してください。日能研は全体的に1月受験推奨ですが、疑問に思ったら、いつもの教室の先生に相談すると良いです。

②難関校日特以外の場合:主に中学が会場となり、大半の学校では、テストの裏でその学校の学校説明会(保護者向け)が開催されます。

日程の都合が合わない、ミライコンパスでの説明会の予約が取れない等により、リアル学校説明会になかなか参加できない状況なので、受験予定校とか併願検討校であれば、この説明会は有益です。

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出願準備保護者会と最終面談

11月頃には出願準備保護者会があり、ここでは具体的な出願に関する流れや注意事項の説明があります。この後、各家庭ではダブル出願時のケース設定まで含めた全ての合格・不合格ケース毎の受験校の策定、試験当日の子供のタイムスケジュール、出願や合格手続きなどの親のタスク・スケジュールを検討することになります。

12月には最終の保護者会にて、冬期講習およびそれ以降の過ごし方などの説明がありますが、別途、同時期に行われる最終の個人面談の際、併願校含む受験校について、いつもの先生と確認して決定します。

なお、日能研に限らない、出願時の注意点ついては、以下をご参照ください。

その他

実際には、僕は仕事の都合で日能研の保護者会には参加できないこともありましたが、事前にお願いして資料だけは別途いただいて読みました。6年生9月以降は各校の学校説明会(入試説明会)も開催されるので、どうしても日程が重なってしまう場合は学校説明会優先で良いかと思います。

あと、上記面談以外でも、たまに、いつもの教室の先生に電話で、質問したり、意見を聞いてみたり、念のため確認をしたりしていました。よくある質問なのか、相談して即解決したり、追加で有益な情報をいただいたりしていました。2月の試験期間中も含めて。

何を言いたいかというと・・・

自身も中学受験経験があり、中学受験に関する知識をある程度は持っている僕でも、特に6年生9月以降は、いつも通わせている教室の先生にいろいろと聞いています。

ですので、中学受験に関わるのが初めての保護者は、遠慮なく、【ママ友や掲示板ではなく】いつもの先生に確認なり相談なりしてください。それなりに高い授業料を払っているわけですし。極端な話、出願方法とか合格時手続き方法とかで間違えたら、子供がいくら頑張っても水の泡になります。

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