2026年向け日能研「予想R4偏差値一覧」公開

2025/6/2に日能研の2026年向け「予想R4偏差値一覧」が公開されました。

次年度分の初回の予想R4公開にしてはやや変動あるのですが、概ね、2024年最終予想R4から2025年結果R4で変動した学校の偏差値が逆向きに変動（反動）した、というものです。

今回の「予想R4偏差値」の比較対象

今回公開された「予想R4偏差値」は2025/5/15版で、今回はこれと、2025/3/25に公開された2025年の入試結果を反映した「結果R4偏差値」を比較するのですが、今回のみ、2025年向け最終の予想R4である2024年12月12日版の「予想R4偏差値」とも比較します。

なお、2025年の「結果R4偏差値」の変動については以下の記事を参照ください。

なお、昨年の同時期の記事は以下となります。

また、そもそも「R4偏差値」とは何か等につきましては、以前と同様のため、かなり前ですが以下の2021年の記事を参照ください。

昨年も書きましたが、この年度初の予想R4は、結果R4では変動があった学校について、2026年向けに戻したものが多いかと思われます。

以下、3月末時点の「結果R4偏差値」と今回（5/15版）の「予想R4偏差値」を比較して変動のあったものをピックアップして表に記載します。

なお、R4偏差値55以上（＋当方が気になった学校）の、主に首都圏の学校のみ比較しています。

また、以下の表ですが、今回は昨年12月予想R4⇒3月結果R4⇒5月予想R4⇒差(5月予想R4マイナス3月結果R4)の順に記載しています。

以下、男子分です。

上記の殆どは、昨年12月予想R4⇒3月結果R4での（主にプラスの）動きと逆向きの変動（反動）が1～2ポイントあった、という動きです。

もちろん、昨年12月予想R4⇒3月結果R4で変動があっても、今回もそのまま（反動なし）の学校も多数あります。

埼玉では、栄東は結果R4上昇の反動が見える一方、開智・開智所沢は特段の動きはなしでした（結果R4の急上昇ほぼそのまま）。

あと、過去との比較はできませんが、2026年向けの新設日程や日程変更も一部反映されています。

以下、女子分です。

女子についても基本的には、昨年12月予想R4⇒3月結果R4での（主にプラスの）動きと逆向きの変動（反動）が1～2ポイントあった、という動きです。実際、上表、かなり男子と重複しています。

また、3月結果R4のみ一部日程で未公表となったものは今回復活していますが、これも男子同様、昨年12月予想R4から概ね変動なしでした。

2026年向けの新設日程や日程変更については、ほぼ男子と同じため、男子のほうの記載を参照ください。なお、洗足は2/5は廃止になりました。

なお、サンデーショックで試験日が2/1から2/2に変更となる女子学院、立教女学院、東洋英和は偏差値の変更はありませんでした。

それでは、今回の記事は以上です。

・・・何かここ2年書いていることを忘れてるような。

そう。

2025結果R4で11ポイントも上昇した開智所沢算特が反動で1ポイント下がったのみでした。

今回は、2025結果R4での安定のお家芸発動を鑑みて一旦は変動なしとして、この後上昇するかは見守ってみるつもりです。